いつもそうだ。少し髪が伸びはじめると「ルパン三世みたいな髪型だね」なんて言われる。実家にいるときもよく母親に言われたな。昨日も仕事の訪問先で「あら、すこし見ない間にそのルパン三世みたいな頭、どうしたの?」なんて言われた。どうしたもこうしたもない。
ボウズ頭の皆は切るのが面倒くさくてしばらく伸ばすかな、なんて時もみあげはどうしてる?このもみあげがルパン三世を連想させてると思うのだが中学生の頃、もみあげがひとつのステータスだったのを思い出すと耳の当たりで直角に剃り落とすようなマネは出来ない。あれはバカにされるきっかけになったからな。直角に剃り落とされた同級生をバカにした晩、父親のもみあげを見てなんとも言えない気持ちになったのを思い出す。まさに直角もみあげだったからだ。でもいまは父親のもみあげがあれでよかったと言える。もしも尾崎紀世彦のようなもみあげだったらそれはそれでかっこいいが突っ込み所があり過ぎる。そう考えるともみあげなんてどうだっていいのだ。いまは女子のパイオツをもみあげたい。もみあげだけに。
自分でもわかるこのすべり具合、気持ちがいい。ではまた逢う日まで。